- 所在地
- 神奈川県相模原市
- 施工内容
- CF(クッションフロア)張り替え、クロス張り替え
- 施工期間
- 1日
- 施工費用
- CF張り替え:60,000円、クロス張り替え:60,000円
- 施工担当者のコメント
- 経年劣化で全体的に暗い印象だったお部屋が、CFとクロスの貼り替えによって見事に明るく生まれ変わりました。一面だけや一部だけでも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
本事例では、長年の使用によって床と壁の表面に傷みが目立ち、全体的に暗い印象になっていたお部屋を対象に、以下の手順で一日完了のリフォームを行いました。
- 既存材の撤去と下地調整
- まず既存のクッションフロアをめくり取り、接着剤や床下地の凹凸を残さないよう丁寧に剥がしていきました。
- 床面の下地(合板やコンクリート)に浮きや段差がないか確認し、必要に応じてパテで平滑に調整。
- 壁ではクロスが日焼けや汚れで変色していたため、古いクロスを剥がし、下地の石膏ボードに汚れが残らないよう清掃を実施。壁面に小さなひび割れや穴があった箇所はパテ埋めして平滑化しました。
- クッションフロアの貼り替え
- 床下地が均一であることを再度確認し、採寸に基づいて新しいCFシートをカット。今回は木目調の明るいベージュ系CFを選定し、部屋全体の印象を大きく変えるプランとしました。
- 接着剤を専用ローラーで均一に塗布し、シートを丁寧に貼り付け。気泡が入らないようヘラで空気を抜きながら密着させ、最後にコーナー部や境目を専用カッターでキレイに仕上げました。
- 仕上がりでは、継ぎ目が目立たず、室内に木目の温かみと明るさを与える効果が得られました。
- クロス(壁紙)の張り替え
- 壁面の下地処理完了後、防カビ性と通気性に優れたビニールクロスを選定。今回は天井まで高さを感じさせる白系のクロスを採用し、お部屋をより広く清潔に見せるコーディネートとしました。
- 専用糊をローラーで塗布し、クロスの位置合わせを行いつつ、壁上部から下部へ向かってヘラで空気を抜きながら張り付け。ジョイント部分は寸分のズレもないよう継ぎ目を合わせ、目地が目立たないよう仕上げています。
- 壁面全体が明るい白色になったことで、採光が反射しやすくなり、CFと合わせてお部屋全体が“白で統一された清潔感”ある空間に生まれ変わりました。
- 最終確認と清掃
- 貼り替え後は、すべての隅部やジョイント部分に浮きや隙間がないかチェック。問題がないことを確認してから、施工中に発生した細かなゴミや糊の跡を清掃し、完成状態をお客様にご覧いただく準備を行いました。
- 完了後、お客様からは「まるで新築のように明るくなった」とのお言葉をいただき、施工日当日でご満足いただける仕上がりとなりました。
ビフォーアフター
- before
- after
床のクッションフロアは使用による擦れや色あせが顕著で、特に家具跡や水シミが残っていました。壁のクロスも日焼けと汚れが目立ち、全体的に暗く沈んだ印象がありました。施工後は新しい木目調ベージュのクッションフロアを貼り替え、白いビニールクロスを採用したことで、空間全体が明るく清潔感のある雰囲気へと変貌しました。日光が床面や壁に反射し、お部屋が広く感じられる仕上がりです。
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クッションフロア張り替え工事とクロス張替え工事のコツ
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クッションフロア張り替え工事では、まず既存の床材を剥がす前に部屋全体の寸法を正確に測ることが大切です。寸法取りがずれると、後から余分なカットやシワが生じて見た目が損なわれるため、採寸は床の形に沿って細かく行い、ドアまわりや廊下との境目なども見落とさないようにします。既存のクッションフロアを剥がす際は、床下地に古い接着剤や凹凸が残らないよう、しっかりスクレーパーで除去し、下地の平滑性を確認します。下地に小さな凹みや浮きがあった場合は、パテやレベリング材で調整してから次の工程に移ることで、仕上がりに段差やたわみが出にくくなります。新しいシートを貼る際は、カットしたクッションフロアを床に仮置きし、実際の配置を確認しながら少しずつ貼り付けていくと、無駄なずれや気泡の発生を防げます。接着剤はローラーで均一に塗布することを意識し、貼り付け後はヘラで空気を順番に押し出していくと、仕上がりが平滑になり、耐久性も向上します。角や入り隅はとくに注意が必要で、専用カッターを使ってシートをピッタリ収めることで、余った部分を無理に引き延ばさずに美しく仕上がります。貼り終えた後は、境目に沿ってコーキングやエッジテープを使い、歩行時に端がめくれないよう補強するのも長期的に見て重要なポイントです。
クロス張り替え工事においては、既存クロスを剥がす前に下地の状態を丁寧に確認し、ホコリや汚れをきれいに取り除くことが基本です。古いクロスをはがした直後は、下地の石膏ボードに小さな傷やひび割れが生じていることがあるため、パテを使って隙間や凹凸を丁寧に埋め、サンディングペーパーで平滑に整えておくと、新しいクロスの貼り付きが良くなります。クロスをカットする際には、柄合わせが必要な場合は柄をつなげた状態を確認しながら余裕をもって裁断し、ジョイントのずれを防ぎます。糊の塗布はローラーや刷毛を使い、壁面全体にムラなく広げることが大切で、量が不足するとクロスが剥がれやすくなり、逆に糊が多すぎるとシミやはみ出しの原因になるため、規定の量を守ることを心がけます。貼り付けの際は上端から下へ順に空気を押し出すようにヘラで圧着し、継ぎ目部分はジョイントローラーで軽く転圧してから目地を整えると、継ぎ目が目立たず仕上がります。天井との取り合いは、カットしたクロスを少し天井にかかるように貼っておき、余分をカッターで切り落とすことで、垂直なラインに仕上がります。また、壁紙の種類によっては事前に糊を生地に染み込ませる「糊付きクロス」があるため、使用するクロスの取扱説明を事前に確認し、適切な方法で施工することで施工時間の短縮と仕上がりの安定を図れます。施工後は、糊が乾燥するまでドアの開閉や家具の移動は避け、乾燥しきった翌日以降に細かな傷や剥がれがないかチェックし、必要なら補修を行って完了とします。以上のポイントを押さえることで、見た目の美しさと耐久性を両立させたクッションフロア張り替えおよびクロス張り替えが実現できます。