コンセントの増設を壁の中にする費用相場!通せない壁の正体と失敗しない工事法を大公開

コンセントの増設を壁の中にする費用相場!通せない壁の正体と失敗しない工事法を大公開

コンセント増設

配線を壁の表面に出さず、壁の中に隠してコンセントを増設する工事費用は、既存回路からの分岐で約1.5万円から2.5万円、分電盤から専用回路を新設する場合は約2.5万円から5万円以上が相場の目安です。しかし、単に安さだけで工事業者を選び、壁の内部構造を確認しないまま依頼すると、当日に通線を断られて見栄えの悪い露出モール配線に変更されたり、開口した石膏ボードや壁紙クロスの補修費が別請求となって想定外の追加出費を被ったりするリスクがあります。こまリフォでも、壁紙や下地の状態まで確認して初めて、配線を隠せるか、補修を含めていくらかかるかを判断しています。

壁の中に電線を通す難易度は、間柱や筋交い、断熱材の有無といった構造によって大きく変化します。また、エアコンやキッチン家電のように大電力を消費する機器を設置する場合、適切な回路選定を行わなければブレーカー遮断や電圧降下といったトラブルを招きかねません。資格を持たないDIY施工が法的に厳禁である理由もここにあります。施工実績5,000件超の内装工事で培った経験からも、同じ「コンセント増設」でも壁の種類と使う家電によって、必要な工事は大きく異なります。

本記事では、壁内隠蔽配線の正確な費用内訳から、プロが現場で判別する通線可能な壁の見極め方、さらには電気工事と内装復元を一括で完結させてトータルコストを抑える賢い依頼先の選び方までを実務視点で網羅しました。無駄な追加料金を回避し、美観と安全性を両立した理想の電源環境を手に入れるための判断基準をお伝えします。

コンセントの増設を壁の中で行う費用の相場と内訳の全貌

一般的には、壁の中にコンセントを増設する工事は「1万円台からできる」と言われます。私たちが実際に現場で確認してきた範囲では、その金額で収まるのは、既存コンセントの近くに配線を通せて、壁の開口補修がほとんど不要な場合に限られます。

お部屋の模様替えやテレワーク環境の整備、壁掛けテレビの設置などで、コードが見えないすっきりした空間を作りたいと考える方は多いです。壁の表面にプラスチックのカバーを這わせず、壁の中に電線を通してコンセントを増設する工事は隠蔽配線と呼ばれ、見た目の美しさを優先したい方に選ばれています。

壁の内部を通す工事は、壁の構造や配線ルートによって作業工程が変わるため、費用相場には幅があります。

工事内容の種別費用の相場目安主な用途や特徴
既存コンセントからの壁内分岐15,000円〜25,000円スマホ充電やテレビなど日常的な小型家電向け
分電盤からの専用回路新設25,000円〜50,000円以上エアコンやIH、電子レンジなど高消費電力の家電向け
壁の補修や追加の開口作業5,000円〜15,000円前後内部の障害物を避けるための石膏ボード加工や内装復元

こまリフォで施工内容を振り返ると、既存コンセントの真裏に増設できたケースでは、作業時間は約35分、費用は8,800円で完了しました。一方で、外壁側の壁に専用回路を新設し、壁の開口とクロスの張り替えまで必要になったケースでは、約3時間30分、総額58,300円になりました。

事前の現地調査や構造の確認をしっかり行っておくことで、予算に合わせた無理のない計画を立てられます。

既存コンセントから壁の中を通して分岐増設する工事費用

近くにある既存の差込口から壁の裏側を通して電気を引っ張る分岐増設は、15,000円から25,000円前後が標準的な金額の目安になります。

この工法は渡り配線とも呼ばれ、すでに壁内を通っている電線を新しいボックスへ延長するシンプルな仕組みです。新設する場所のすぐ裏側や、同じ壁面の間柱と間柱の間にスペースがあれば、大掛かりな穴あけを行わずに短時間で完了します。

私たちが特に「費用を抑えやすい」と感じるのは、隣の部屋の既存コンセントと背中合わせになる位置です。配線距離が短く、天井裏・床下への迂回も不要であれば、新設するコンセントの開口だけで納まる場合があります。ただし、同じ壁でも内部に補強材や配管があると施工条件が変わるため、現地確認は欠かせません。

ただし、分岐元の回路全体の電気容量が増えるわけではありません。照明やゲーム機などの消費電力が低い機器を使うスペースへの追加に適した工法です。

分電盤から専用回路を新設して壁裏を通線する工事費用

ブレーカーが並ぶ分電盤から新しい電線を壁の中や天井裏に通して配線する場合、25,000円から50,000円以上が目安となります。

配線する距離が長くなるほどケーブル代や通線の作業工数が加算されるため、1階の分電盤から2階の部屋へ通すようなケースでは高額になりやすい傾向があります。

消費電力が大きい家電製品を安全に使うためには、他の部屋と回路を共有しない単独配線が必要になる場合があります。分電盤内に予備の空きスペースがあるかどうかも工事費用を左右するポイントになります。

現地でよくあるのが、「コンセントを1口増やすだけ」と思っていたものの、使いたい家電を聞くと電子レンジやエアコンだったというケースです。こうした場合は、見た目の問題だけでなく、分電盤・ブレーカー・既存回路の状況まで確認したうえで判断します。

費用が安く見える露出モール配線と壁内隠蔽配線の決定的な違い

コンセントの増設方法には、壁の内側を通す隠蔽配線と、壁の外側にプラスチックのカバーを取り付けて電線を通す露出モール配線の2通りがあります。

露出配線は11,000円から18,000円程度と初期費用を抑えやすい利点がありますが、壁の表面に帯状のカバーが走るため、設置場所によっては生活感が出ます。

壁の中を通す配線は、電線やボックスが完全に壁の内側に収まるため、新築時のような美しい仕上がりを目指せる点が魅力です。毎日目にするリビングや寝室の景観を損ねたくない方にとって、価格だけでは測れない価値があります。

ただ、壁内配線にこだわるあまり、何か所も壁を開けて補修跡を増やしてしまうと本末転倒です。私たちは、隠蔽できることだけを目的にせず、露出モールを選ぶ場合も巾木際・家具の裏・壁の色に近い部材を使うなど、完成後に気になりにくい方法を比較してご提案しています。

見積もりで想定外に跳ね上がる追加費用と諸経費のチェックポイント

現地調査や見積もりの段階で提示される金額には、基本的な作業代以外の項目が含まれているかを確認しておく必要があります。

  • 壁裏の間柱や断熱材を避けるための点検口作成やボード開口費
  • 穴あけを行った箇所を元通りに塞ぐ内装壁紙クロスの部分補修費
  • 高所での通線作業や狭小スペースでの作業に伴う特殊作業費
  • 現場までの出張費や既存部材の廃棄処分費

私自身、以前は「通線できれば問題ない」と考え、壁の内部に障害物がある場合に開口を増やして配線ルートを探したことがあります。結果として電気工事は完了しましたが、壁紙が廃番で完全に同じ柄を用意できず、部分補修の境目が光の当たり方で見えてしまいました。

お客様は仕上がりをご理解くださいましたが、私たちにとっては反省の残る現場でした。この経験から、現在は通線前に「どこまで開口が必要になりそうか」「開けた場合、クロスをどう復旧するか」「一面張り替えを選んだほうが自然か」まで先に考えるようにしています。

見積もりを取る際は、壁の穴あけから内装の復元までをトータルで引き受けてくれる体制になっているかを確かめておくと安心です。

プロが現場で直面する壁の中に配線を通せる壁と通せない壁の構造差

配線を壁の内部に隠してコンセントを増設したいと希望されても、現場の壁構造によっては電線がすんなり通らないケースがあります。見た目をすっきり仕上げる隠蔽配線ができるかどうかは、壁の内部がどのような部材で構成されているかで決まります。

壁の種類主な構造と特徴壁内配線の可否施工時の注意点
室内間仕切り壁石膏ボードと中空層◎ 通線しやすい縦の間柱を避ける必要がある
外壁に面した壁断熱材や筋交いが充填△ 難易度高め断熱欠損や障害物の迂回に注意
RC直壁(マンション)コンクリートに直接クロス× 困難露出配線またはふかし壁を検討
GL工法壁ボンドの団子でボード固定△ 条件付き隙間や接着剤の配置で可否が変わる

スムーズに通線できる木造間仕切りの中空壁と間柱の位置関係

部屋と部屋を仕切る木造の内壁は、コンセントの増設工事が比較的進めやすい場所です。壁の内側は石膏ボードの間に間柱と呼ばれる縦の木材が入り、その間に空間がある構造が多く見られます。

既存のコンセントと同じ間柱の間に新しいコンセントを設ける場合、壁の中に通線ワイヤーを落とし込み、最小限の開口で電線を通せることがあります。横方向に離れた位置へ移動させたいときは、下地の位置を確認し、柱を避けるルートを計画することが重要です。

当社の施工記録では、木造戸建ての室内間仕切り壁は、壁内に配線を納められた割合が高い傾向でした。ただし、造作棚の補強・後から追加された下地・配管など、図面だけでは分からない要素もあるため、「間仕切り壁なら必ずできる」とは限りません。

断熱材や筋交いと横胴縁が邪魔をして電線が通らない外壁側の壁

屋外に面している外壁側の壁は、壁の中に電線を通す難易度が一気に上がります。

  • グラスウールなどの断熱材が入っており通線ワイヤーが進みにくい
  • 耐震性を保つ筋交いが配線ルートを遮る
  • 石膏ボードを留める横胴縁が入り、上下の空間が分断されている

無理に電線を通そうとして断熱材を押し崩したり、構造材に手を加えたりすることは避けなければなりません。外壁面では、天井裏や床下を経由する方法、あるいは露出配線へ変更する方法を含めて検討します。

以前、外壁側の壁へテレビ用コンセントを増設する予定で現地確認をした際、通線ワイヤーが途中で止まりました。小さな確認開口から内部を見たところ、断熱材だけでなく横胴縁もあり、まっすぐ下ろすルートがありませんでした。そこで壁を何か所も開けるのではなく、天井裏から目的位置の近くまで回し、最小限の開口で施工方法を組み直しました。

マンション特有の鉄筋コンクリート直壁やGL工法における配線の限界

マンションのリフォームでよく問題になるのが、鉄筋コンクリートの構造壁です。コンクリートの躯体に直接壁紙が貼られている直壁の場合、電線を通す空間がないため、壁の中を通す配線工事は難しくなります。

また、コンクリート壁にGLボンドと呼ばれる接着剤で石膏ボードを貼るGL工法も注意が必要です。ボンドとボンドの間に隙間がある場合でも、電線を通すルートが連続しているとは限りません。

マンションの場合は、専有部分でも躯体に穴を開けられない、管理規約上の確認が必要といった条件もあります。通線できないと判明したときは、目立たない位置での露出モール、家具配置による目隠し、ふかし壁の新設などを検討します。

壁を開口せずに天井裏や床下を経由して隠蔽する迂回ルート設計

障害物が多くて壁の中を横方向へまっすぐ配線できないときは、天井裏や床下の空間を活用する迂回ルート設計を検討します。

壁を何か所も大きく切り開いて電線を通すと、後から壁紙クロスの補修費用がかさみ、工事の総額が上がります。既存コンセントの位置から一度電線を床下や天井裏へ逃がし、障害物のない空間を通って目的の場所の真上や真下まで引き、そこから壁内へ立ち上げる方法があります。

見えない部分ほど、完成後の美観を左右します。下地・点検口・天井裏・床下の状況を確認し、開口を最小限に抑えられるルートを考えることが、内装復旧費を抑えるポイントです。

使う家電で工事が変わる!専用コンセントと分岐配線の正しい選び方

壁の中に配線を通すコンセント増設工事は、見た目をすっきりさせるだけでなく、使用する家電に合わせた配線方式の選択が欠かせません。配線方法には、既存の配線から電気を分ける分岐配線と、分電盤から独立して電気を引く専用回路があります。

配線方式主な用途工事費用の目安工事の特徴
渡り配線(分岐)スマホ充電、テレビ、照明、扇風機など15,000円〜25,000円近くのコンセントから壁内を通して配線する
専用回路(新設)エアコン、電子レンジ、食洗機、IHなど25,000円〜50,000円以上分電盤の空きブレーカーから直接配線を引く

テレビやスマホ充電なら近くの既存コンセントから渡り配線で対応

壁掛けテレビの設置やデスク周りのテレワーク環境づくりなど、消費電力が比較的小さい電化製品を使う場所には、既存コンセントからの渡り配線を検討できます。

  • 壁掛けテレビや音響機器の電源隠し
  • デスク周りでのノートパソコンやスマートフォンの充電用
  • ベッドサイドの照明やスマート家電用

ただし、増設先で何を同時に使うかによって判断は変わります。テレビ用として増設したコンセントでも、後からヒーター・加湿器・ゲーム機・充電器をまとめて使うと、元の回路に負荷が集中することがあります。将来の使い方も含めて相談することが大切です。

エアコンやキッチン家電に分電盤からの専用回路増設が必要になる理由

消費電力が大きい家電や熱を発する調理家電を使用する場合は、分電盤から単独で電線を引く専用回路を検討します。

家庭の分岐回路は一般的に20Aで構成されることが多く、同じ回路で複数の高消費電力家電を同時に使うと、ブレーカーが作動する可能性があります。

  • エアコンや浴室暖房乾燥機などの空調設備
  • 電子レンジ、オーブントースター、IHクッキングヒーター
  • 食器洗い乾燥機やドラム式洗濯乾燥機

実際には、家電の定格消費電力、分電盤の状態、既存回路に何が接続されているかを確認して決めます。単に「1,000Wを超えるから必ず専用」と決めつけるのではなく、電気工事士が現場ごとに判断することが重要です。

誤った分岐工事で起きるブレーカー落ちや電圧降下のトラブル事例

費用を抑えたいからと、本来は専用回路を検討すべき家電を渡り配線で分岐してしまうと、日常生活に支障が出ることがあります。

例えば、キッチンで電子レンジと電気ケトルを同じ回路で同時に使うと、合計消費電力によってはブレーカーが作動します。

  1. 同じ回路に接続した家電を同時に使ったときにブレーカーが落ちる
  2. 照明が暗く感じる、パソコンが不安定になるなどの症状が出る
  3. 古い配線や接続部に負荷がかかり、点検や改修が必要になる

工事費用だけで判断せず、使う家電のワット数や設置場所を施工業者へ共有してください。

ネットのやり方に頼りすぎないで!コンセント増設DIYの違法性と火災リスク

動画サイトやSNSでは、コンセント増設を簡単なDIYのように紹介していることがあります。しかし、壁の内部に電線を通し、既存配線から分岐してコンセントを新設する作業は、資格が必要な電気工事に該当します。

電気工事士資格のない無資格施工が法律で制限される根拠

住宅の壁内に配線を通したり、既存の配線から分岐させて新しい差し込み口を作ったりする作業は、原則として第二種電気工事士以上の資格者が行う必要があります。

工事内容の区分必要な資格注意点
壁裏の配線引き込み・接続第二種電気工事士以上無資格での施工は法令違反となるおそれがある
分電盤の回路増設・ブレーカー交換第二種電気工事士以上回路容量・電線サイズを適切に判断する必要がある
プレートカバーの表面交換のみ資格不要の場合がある配線や器具本体に触れない範囲に限る

コンセントの増設、移設、取替は、経済産業省も電気工事士が行うべき電気工事として示しています。安全面だけでなく、施工後の点検・保証の面からも、資格を持つ施工者へ依頼することをおすすめします。

壁の中で起きるショートや接触不良による壁内火災の危険性

電線の接続には、規定に沿った器具選定と施工が必要です。接続不良があると、発熱・漏電・ショートにつながるおそれがあります。

  • 電線の差し込みが不十分で、接続部に熱がこもる
  • ケーブルを無理に引き、被覆が傷つく
  • 回路容量に対して負荷が大きくなり、ブレーカーが頻繁に作動する

壁の内部は普段見えないため、異常が起きても早期に気づきにくい場所です。DIYで電線を扱うのではなく、電気工事士による施工を選んでください。

素人が下地チェッカーなしで壁を開口して柱や配管を傷つけるリスク

壁の中に配線を隠すためには、石膏ボードに穴を開ける作業が必要になることがあります。

下地を把握せずに壁を切り抜くと、間柱・筋交い・給排水管・既存配線などを傷つける危険があります。壁の構造材や設備配管に損傷を与えた場合、コンセント増設以上の修繕費が必要になることもあります。

私たちは、下地の確認、既存コンセント位置、壁の厚み、周辺設備を見ながら開口位置を決めます。見えない部分を推測しながら進める工事だからこそ、安易なDIYは避けるべきです。

どこに頼むのが正解?コンセント増設工事業者の特徴と賢い選び方

コンセント増設を壁の中にコードを隠す隠蔽配線で綺麗に仕上げたいとき、依頼先によって工事費用だけでなく壁の仕上がりや対応範囲が変わります。

依頼先費用相場の目安メリットデメリット・注意点
家電量販店・ホームセンター約1.5万円〜3.5万円+諸費用相談しやすい隠蔽配線や内装補修は対応範囲を確認
マッチングサイトの個人職人約1.2万円〜2.5万円費用を抑えやすい資格・保険・補修対応の確認が必要
内装対応リフォーム会社約1.5万円〜3.0万円配線から壁紙復元まで相談しやすい内容によっては別途調査が必要

家電量販店やホームセンターへ依頼する場合の手数料と注意点

大手家電量販店やホームセンターは相談窓口として利用しやすい一方、実際の施工は提携する工事業者が担当することが一般的です。

標準的な工事には対応していても、壁の中を通す隠蔽配線やクロス補修が必要な工事は、現地調査後に対応範囲が決まる場合があります。依頼前に「壁内配線を希望していること」「壁の補修まで依頼したいこと」を明確に伝えましょう。

マッチングサイトに登録する個人工事業者の技術差と保証の有無

マッチングサイトを使えば、地域の電気工事士へ直接見積もりを依頼できます。費用を抑えられる可能性がある一方で、職人ごとに対応できる範囲が異なります。

確認したいのは、第二種電気工事士などの資格、損害保険の加入状況、隠蔽配線の施工経験、開口後の壁補修への対応です。価格だけではなく、施工後に壁をどの状態まで戻してもらえるのかを確認してください。

電気工事だけでなく壁紙クロス補修まで一体対応できる会社を選ぶ価値

配線を壁の中に完全に見えなくする工事では、電気工事だけで完結しない場合があります。

壁裏の筋交いや断熱材を避けるため、石膏ボードを小さく開口した場合、配線後にボード補修とクロス復旧が必要になるためです。

電気工事業者と内装業者を別々に手配すると、現地調査や出張の手間が重なることがあります。配線工事と内装復旧をまとめて相談できる会社なら、開口位置から仕上げ方法まで一貫して検討しやすくなります。

相談前に要チェック!コンセント増設工事で失敗しないための事前準備

壁の中にコードを隠してすっきりしたお部屋を目指すなら、見積もりや現地調査の前に希望条件を整理しておくことが大切です。

設置希望場所と使いたい電化製品の消費電力を事前に把握するステップ

工事を依頼する前に、新しい差し込み口で何を使いたいのかを明確にしておきましょう。

使う予定の家電目安となる消費電力検討する配線工事
テレビ、スマホの充電器、間接照明約50W〜200W程度近くのコンセントからの分岐配線
テレワーク用パソコン、空気清浄機約100W〜300W程度既存回路の使用状況を確認して分岐
電子レンジ、電気ケトル、ドライヤー約1,000W〜1,500W専用回路を含めて検討
エアコン、卓上IHヒーター、食洗機約1,000W〜2,000W以上分電盤からの専用回路を検討

家電の定格消費電力は、本体ラベルや取扱説明書で確認できます。予定している機器をメモしておくと、現地調査時の判断がスムーズです。

現地調査でプロが確認する分電盤の空き容量と壁の構造診断

現地調査では、次のような点を確認します。

  • 分電盤の予備スペースと契約アンペア数
  • 下地確認による間柱・補強材の位置
  • 外壁側の断熱材や障害物の有無
  • 天井裏・床下へ迂回できる可能性
  • マンション管理規約や構造上の制限

壁を叩いた音やコンセント周りの確認だけで、おおよその見当がつくことはあります。ただし、壁の内部を完全に断定できるわけではありません。だからこそ、施工当日に壁内の状況が想定と異なる可能性や、その場合の対応方針まで事前に説明してくれる業者を選ぶと安心です。

工事当日に追加請求を出させないための事前見積もり確認項目

見積もり書を確認する際は、工事一式という表記だけで判断せず、次の内容を確認しましょう。

  • 壁の穴あけや開口作業に伴う補修費用
  • 石膏ボードの補修と壁紙クロスの復元費用
  • 天井裏や床下を通す隠蔽配線の作業費
  • 出張費、駐車場代、処分費などの諸経費
  • 壁内の障害物が見つかった場合の追加費用条件

事前の準備と確認を行うことで、無駄な出費を抑えながら、見た目と使い勝手の両方を考えたコンセント増設につながります。

神奈川・東京・千葉・埼玉のコンセント増設なら「こまリフォ」におまかせ

お部屋の見た目を損なわずにコードを隠したいとき、コンセントの増設を壁の中の配線で行う費用や仕上がりは、依頼先によって変わります。配線を隠す工事は、単に電気をつなぐだけでなく、壁の構造を見極め、必要に応じて内装まで整えることが大切です。

施工実績5,000件超の経験を生かした現場判断

壁の中に電線を通す隠蔽配線は、柱や筋交い、断熱材などの見えない障害物を避けて通線する現場判断が求められます。こまリフォは、これまで5,000件を超える住まいのリフォームに携わってきました。

コンセントを増設したい場所だけを見るのではなく、周囲の壁・床・天井・分電盤まで含めて確認し、施工性と仕上がりのバランスを考えたご提案を行います。

電気工事と内装復元をワンストップで相談できる体制

壁の中に配線を通すために石膏ボードを開口した場合、配線後にはボード補修やクロス復旧が必要になることがあります。

こまリフォでは、電気工事と内装補修を別々の問題として扱わず、完成後の見た目まで含めてご相談いただけます。部分補修で納めるのか、一面を張り替えたほうが自然なのかも、既存クロスの状態や廃番状況を見ながらご案内します。

住まいの小さなお困りごとに対応するプチリフォーム品質

テレビの壁掛けに伴う配線隠し、テレワークスペースへの電源増設、キッチン家電用の専用回路新設など、暮らしのちょっとした不便にも対応しています。

壁内配線が難しい場合も、露出モールで済ませる前に、天井裏・床下・既存設備周りなど別ルートを検討します。見た目、安全性、費用のバランスを確認したうえで、ご自宅に合った方法をご提案します。

よくある質問

コンセントの増設を壁の中で行う費用はいくらですか?

既存コンセントから短い距離で分岐できる場合は、15,000円〜25,000円前後が目安です。専用回路の新設や壁紙補修が必要な場合は、25,000円〜50,000円以上になることがあります。

コンセント増設は壁紙を剥がさないでできますか?

新設するコンセントの開口だけで配線を通せれば、壁紙を剥がさずに済む場合があります。ただし、壁内の間柱や断熱材を避けるために確認開口が必要になると、部分補修または一面張り替えを検討します。

マンションのコンクリート壁にコンセントは増設できますか?

コンクリート直壁は壁内に配線スペースがないため、隠蔽配線は難しいケースが多いです。GL工法の壁も含めて、露出モールやふかし壁などを検討し、管理規約の確認も必要です。

壁掛けテレビ用コンセントの増設費用はいくらですか?

テレビ用で既存コンセントから分岐できる場合は、15,000円〜25,000円前後が目安です。外壁側の壁や補強材が多い壁では、天井裏経由の通線や補修費が加わることがあります。

コンセント増設はDIYでできますか?

プレート交換など一部の軽微な作業を除き、コンセントの増設・移設・配線接続は電気工事士による施工が必要です。無資格での施工は法令違反となるおそれがあり、接触不良や漏電のリスクもあります。

電子レンジ用コンセントは専用回路が必要ですか?

電子レンジは消費電力が大きいため、既存回路でほかの家電を同時に使用する場合は専用回路を検討します。必要性は製品の定格消費電力、分電盤、同一回路につながる家電を確認して判断します。

引用・参照元

著者紹介

著者 – こまリフォ

神奈川・東京・千葉・埼玉エリアで5,000件を超える住まいのプチリフォームを手がけるなかで、「ネットで見た通りにコンセントを増やしたいのに、断られた」「壁を開けたら配線が通らず、無駄な穴と出費だけが残った」というご相談を受けてきました。

特に多いのが、外壁側の断熱材やマンションのコンクリート壁といった内部構造を知らずに工事を進め、目立つ露出配線になってしまったり、電気業者と内装補修業者が別々で費用が跳ね上がったりするケースです。さらに危険なのは、無資格でのDIYによるショートや壁内火災のリスクです。

壁の中に配線を通す工事は、単なる費用の安さだけでなく、建物の下地構造や使用家電の消費電力、そして開口した壁紙をきれいに復元できるかまで見極める必要があります。

拠点の大和市をはじめ神奈川県内のGoogle口コミでNo.1(評価4.8)をいただく内装のプロとして、後悔のないコンセント増設の判断基準をお伝えしたく筆を執りました。

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